PTCA
■PTCA
PTCA(percutaneous transluminal coronary angioplasty)
は経皮的冠動脈形成術といわれる。
PCI(
percutaneous coronary intervention)
も同じ意味合いで使われる。
PTCAは、心臓の血管(冠動脈)にカテーテルを入れて、
小さいバルーン(風船)で狭くなった血管を広げる治療。
また、ステントという金属メッシュの物質で血管を広げる治療。
などのことをいう。
要は、血管を広げる治療のことを言う。
これは、狭心症や心筋梗塞の患者さんに行う。
やり方としては、
まず血管の細くなっている部分を調べるために、造影を行う。
そして、どの血管の部分をどのくらいの長さ、どのくらいの大きさ
に広げるかを決定する。
次に、その長さ、大きさに適したバルーン、ステントがついたカテ
ーテルを血管のなかに入れていく。
位置が決めれたら、バルーン、ステントを広げてく。
15秒~60秒かけて、広げる
そうすると、狭くなっていた血管が広がる。
これが狭心症のPTCAという治療である。