AED
■AED
AEDとは、
Automated External Defibrillator の略で、
自動対外式除細動器です。
除細動器とは、心臓の異常で
心室細動、心室頻拍などの異常の時に使用するもので、
これらの疾患は、除細動しないと正常状態にもどりません。
除細動とは、胸に２つのパドルをあてて、それにより
心臓に電気をながして、心臓の電気的異常を直す
ことです。
病院内では、医師が使用しますが、
心臓の突然死を防ぐために、医師がいなくても、ナースでも
除細動できるような装置が、AEDです。
AEDは一般の人でも（医療従事者でなくても）使用できます。
最近は、空港や学校などにも設置されてきています。
このAEDは、
心臓疾患のおそれがある患者さんの胸に２枚パッドを貼ると、
自動的に心電図を解析して、除細動するべきかどうかを
機械が判定します。
そして除細動する必要があれば、除細動してくださいと
音声で知らせてくれます。
そして、ボタンを押せば、除細動完了です。
つまり、AEDを使用する人は、
患者さんに
１．２枚のパッドを貼る
２．ボタンを押す
の単純な操作のみでOKですので、
誰でも使用できるということです。
とはいっても誰もすぐにできるかというと、やはり抵抗があると
思います。
そこで、このAEDの講習会などもやっているので、
参加してみるのもいいかもしれません。