CHDF
■CHDF
CHDFとは、持続的に血液透析ろ過を行うことである。
continuous hemodiafiltrationの略である。
だいたい24時間以上血液透析ろ過を行うことを言う。
通常の透析ろ過と何が違うかというと、
通常の透析ろ過は、循環動態が不安定でない患者さんに行う。
しかし、透析などの対外循環を行うと、その分外へ血液がでるの
で、血圧低下が起こる場合が多い。
循環動態が不安定な重症な患者さんの場合で、腎機能が悪化して
いる場合。
また、通常の透析ろ過に耐えられない場合は、
透析効率をわざと悪くした、持続的血液透析ろ過を行う。
また、これは通常は腎機能が回復するまで行う。
透析だけでなく、なぜろ過をするのか?
それは、透析では除去できない、より大きい物質を除去すること
で循環動態の改善をよくするためである。
しかし、そのはっきりとした除去すべき物質はよくわかっていな
い。