NSAID
■NSAID
NSAIDは
Non-steroidal anti-inflammatory drugs
つまり
非ステロイド性抗炎症薬である。
抗炎症作用
解熱作用 をもつ
酸性NSAIDと
塩基性NSAID
に大別される
酸性NSAIDは抗炎症効力が強く、急性炎症~慢性炎症に有効である。
塩基性NSAIDは抗炎症効力は比較的弱い。慢性炎症には無効で、
急性炎症、疼痛、発熱の軽減に使われる。
酸性NSAIDでは、
アスピリン
イブプロフェン
インドメタシン
などがある。
酸性NSAIDの副作用
消化管障害作用がある。
NSAIDは、プロスタグランジン(PG)産生を抑制するが、
PGは胃の血流増加作用と胃酸分泌抑制作用があるので、
この作用が抑制されるので、
胃粘膜保護が抑制される。
よって消化管障害がおこる。