ギラン・バレー症候群
■ギラン・バレー症候群
ギラン・バレー症候群
(Guillain-Barre syndrome:GBS)
は、先行感染のあと、四肢の筋力低下をきたす
多発性神経炎である。
数日から1週間くらいの間で筋力低下が進行する。
呼吸筋におよぶこともある。
症状は、
四肢の筋力低下、麻痺がある。
感覚障害はあっても自覚的なもので軽度である。
発熱はない。
原因は不明である。
感染後の自己免疫異常によるものと考えられる。
4週間以内に運動麻痺の進行は停止し、回復に向かうことが
多い。
病態としては
末梢神経の髄鞘を標的とした自己免疫疾患である。