かぜ
■かぜ
一般的に「かぜ」といわれるが、
かぜ症候群、かぜ、感冒 といわれる。
かぜは、上気道の炎症である。
上気道とは、鼻、口からのどにかけての部分である。
なぜ炎症が起こるかというと、それはほとんどが、ウイルス
による。
80~90%はウイルスが原因で、
そのウイルスは、
コロナウイルス、ライノウイルス、アデノウイルス・・・
など、何種類かのウイルスによる。
これらのウイルスがのどなどの粘膜に付着して感染する。
もし、このウイルスがインフルエンザウイルスなら
よく言われるインフルエンザである。
要は、ウイルスの違いだけです。
通常のかぜは、1週間くらいすれば治ります。
原因はウイルスなので、ウイルスを殺せばいいのですが、
インフルエンザ以外には有効な薬がないため、
そのままほっておくしかありません。
つまり有効な治療はないわけですね。
でも、よくあるかぜ薬があるじゃないかということになりま
すが、かぜ薬は、
総合感冒薬とかいわれますが、
それらは、鼻水やのどの痛み、解熱鎮痛剤だったりします。
つまり対処療法なんですね。
かぜになると、鼻水がでたり、のどが痛くなったり、頭が
痛くなったりします。
それの対処療法がかぜ薬です。
ウイルスをやっつけているわけではないのですね。
あとは、体を休めましょうということです。