入院基本料とは?
■入院基本料とは?
入院基本料とは、入院している時にかかる診療報酬の基本点数で
たとえば、基本点数が1209点なら
12090円の医療費がかかるということです。
つまり、この基本点数が高いほうが、医療機関は、高い診療報酬
を請求できるので、儲かるわけです。
そしてこの基本点数は、
平均在院日数と看護配置によってわけられています。
平均在院日数とは、患者さんがどのくらいの期間入院しているかの
平均値です。
この入院期間の平均値が低いほうが、基本点数が高くなります。
つまり、入院期間が短い方がお金が高いということです。
これは、速く退院するようにしたら、お金をたくさんもらえるという
しくみです。
看護配置とは、看護師さん1人に何人の患者を配置するかという
ことです。
看護配置割合が高いほうが、患者数にたいして、看護師が
たくさんいることになり、たくさんいるほうが、診療報酬が
高くなります。