劇症肝炎
■劇症肝炎
劇症肝炎とは、肝炎がとてもひどい状態になった場合のことです。
死亡率は70%以上といわれています。
急性肝炎から劇症肝炎に移行するのですが、その確率は、
1%くらいです。
B型、C型の急性肝炎からなる場合
また薬剤性で発症する場合もあります。
劇症肝炎になると、肝細胞が急激に破壊されていっているので、
症状が悪化してきます。
黄疸がひどくなり、全身黄色くなってきます。
また肝性昏睡や、精神的症状もでてきます。
これは、肝臓の機能が悪くなり、その結果、血中にアンモニアが
増加することによりおこります。
劇症肝炎は、肝細胞の破壊が急速であり、なかなか治療が難しい
疾患です。