アトピーとは?
■アトピー
IgE抗体を産生しやすい素因を
アトピー素因といわれている。
IgE抗体が関与している疾患をアトピーとなる。
・アトピー性皮膚炎
・花粉症
・アトピー気管支喘息
などがある。
IgE抗体は、I型アレルギーにおいて重要である。
つまり、アレルギー反応を起こしやすい素因が
アトピーとなる。
IL-4→IgE抗体の産生を増強する
IFN-γ(インターフェロンγ)→IgE抗体の産生を抑制する
Tリンパ球→Th2→IL-4、IL-5を産生する
Tリンパ球→Th1→IFN-γを産生する
つまり
Tリンパ球→Th2→IL-4を産生→IgE抗体の産生を増強となる
簡単に言うと、
血中には、リンパ球というものがあって、
そのリンパ球の中のTリンパ球というものがある。
そしてこのTリンパ球はTh1とTh2に分類されるが、
このTh2という方は、IL-4という物質を産生する。
そしてこのIL-4という物質はIgE抗体の産生を増強するようだ。
IgE抗体がアレルギーの原因だ。
だからIgE抗体が産生されないほうがいい。
IgE抗体が産生される原因は、Th2のせいだ。
Th2が少なければいい。
逆にTh2を誘導しやすい=アトピー素因ということになる。