敗血症
■敗血症
敗血症とは、細菌や真菌などの微生物が血中に移行し、
強い全身的臨床症状を呈するものをいう。
全身症状としては、
体温:38℃以上か36℃以下
心拍数:90回/分以上
呼吸数:20回/分以上
また、PaCO2:32Torr以下
白血球数:12000/mm3以上 または 4000/mm3以下
あるいは未熟白血球:10%以下
血圧低下を伴った敗血症を
敗血症ショックという。
この敗血症ショックの状態になると、全身症状はかなり重篤になり
末梢循環不全、心筋収縮力の低下、末梢血管抵抗の低下などを
きたす。
予後は不良。