血圧測定
■血圧測定
血圧の正常値は
最高血圧は 100~140mmHg
最低血圧は 50~ 90mmHg
くらいが正常となる。
血圧を測定すると
120/70
などと表示されるが、
この120が最高血圧で
70が最低血圧である。
最高血圧が140mmHg以上なら血圧が高い。
最高血圧が100mmHg未満なら血圧が低い。
という感じである。
測定は、腕にパッドをまいて、自動的に加圧して測定する
自動血圧計が多い。
腕のパッドの巻き方が悪いと、ちゃんと測定できないので、
いくらか誤差がでる。
自動血圧計はそんなに正確なものでもないので、連続で何回か
測定すると、違う値になったりもする。
血圧には最高血圧と最低血圧があるが、
そもそも血圧とは、体の血管(動脈)にながれている血液の圧力
である。
動脈の血液は、心臓から送りだされている。
心臓からでた血液は大動脈を通ってからだ全身に送られる。
なぜ、最高と最低血圧があるかというと、
心臓に溜まった血液を、心臓が収縮して放出すると、心臓の大動脈
弁という弁が閉じる。そして心臓は拡張する。
体の血液は血管以外に逃げるところがないので、
圧力がかかる。
その圧力は、心臓が収縮している時と拡張している時は違うはずで
ある。
なぜなら拡張している時は心臓の部屋にいくらか血液が流入してい
るからである。
つまりその分圧力が低くなる。
すなわち、心臓が収縮している時が最高血圧で、
心臓が拡張している時が最低血圧ということになる。