在宅人工呼吸器
■在宅人工呼吸器
在宅人工呼吸器とは、神経・筋疾患で、人工呼吸器を使用しないと
呼吸ができない患者さんが、自宅で人工呼吸器を使用すること
をいいます。
訪問看護師、ヘルパー、ドクター、人工呼吸器の業者の方たちが
患者さんの家に来て、処置や人工呼吸器の点検、回路の交換
などをしてくれますが、基本的には、家族の方が痰の吸引や
人工呼吸器の扱い方法などを覚える必要があるので、
家族の理解と協力がとても大事になってきます。
神経・筋疾患ではなく、慢性閉塞性肺疾患の患者さんで、
鼻マスク式(鼻もしくは鼻口にマスクをあてる)の人工呼吸器
を自宅で使用する場合も在宅人工呼吸器になります。
鼻マスク式では、そんなに重症でない患者さんが適応です。
自分で鼻マスクを装着したりはずしたりして、自分で操作を
行います。
基本的な操作はボタンのON、OFFだけなので、簡単です。