骨吸収と骨形成
■骨吸収と骨形成
骨は、Ca(カルシウム)の貯蔵としての役割もある。
骨は、血中のCa濃度が変化すると、Ca濃度を調節する
働きがある。
骨吸収とは、破骨細胞といわれる細胞が骨を融解して、その結果
Caが血中へ行き、血中のCa濃度が上がる。
つまり、骨のCa→血中のCaへ移動することを
骨吸収という。
逆に、骨芽細胞という細胞が、類骨組織よりハイドロキシアパタ
イトの沈着を行うことで、骨化させる。
すなわち、骨を形成する。
簡単にいうと
骨吸収→骨をとかす
骨形成→骨をつくる
になる。
またこれらの骨吸収、骨形成という作用は、
ビタミンD
副甲状腺ホルモン(PTH)
カルシトニン
というホルモンにより調節されている。