睡眠時無呼吸症候群
■睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群とは、
1.1晩に30回以上の無呼吸がある。
2.1晩に1時間あたり5回以上の無呼吸がある。
ことをいう。
無呼吸とは、10秒以上の呼吸停止をいう。
sleep apnea syndromeの略でSASといわれている。
日本では、約200万人がSASといわれている。
睡眠時無呼吸症候群の原因は、
軟口蓋、舌、扁桃腺などの閉塞によることがおおい。
睡眠時無呼吸症候群の症状は、
熟睡感がない、日中の強い眠気、口やのどがかわく、
疲労感などがある。
睡眠時無呼吸症候群の検査
検査は、簡単なものから、病院に泊まって行うものまでいろいろ
あるが、
簡単なものなら、自宅で、寝るときに指や鼻にセンサをつけても
らい、寝るだけでできる。
機械が、睡眠中の酸素飽和度や、呼吸状態を記録する。
もうすこし、本格的になると、病院で1泊もしくは2泊くらい
してもらい、脳波や眼球運動、心電図、筋電図など、たくさんの
モニタを行う検査もある。
これは、終夜睡眠ポリグラフ(polysomnograph:PSG)と
いわれている。
睡眠時無呼吸症候群の治療としては、
閉塞している気道を広げることであるが、
それは、機械とマスクを使用する。
鼻にマスクをあてて、CPAP治療器というもので、
気道に陽圧をかけて、気道を広げる方法である。
常に気道を陽圧に保つので、閉塞がなくなる。
上気道が閉塞し、いびきをかく。
いびきと日中に眠気がある。
などの症状がある人は疑いがある。