乳がん
■乳がん
●乳がんとは？
乳房（おっぱい）には、乳頭（ちくび）から乳管という管状の
組織が、１５～２０本ほど放射線状に伸びています。
この乳管に発生するがんを乳がんといいます。
患者数は、約４万人
●乳がんの症状
乳がんは、しこりができます。
なので、手でさわってしこりがあれば、乳がんの疑いがあります。
しかし、しこりがあるからすべてが乳がんとは限りません。
がんが５～１０mmになるとしこりが感じるようになります。
また、
・くぼみができる
・乳頭から異常な分泌液がでる
・赤くはれる
などの症状もあります。
●乳がんの原因
乳がんは女性ホルモンであるエストロゲンが関与しています。
また５～１０％は遺伝的なものといわれています。
●乳がんの検査
乳がんの検査は、
・視診
・触診
・マンモグラフィ
・超音波検査
です。
マンモフラフィとは、乳房のX線検査（レントゲン）のことです。
●乳がんのステージ分類
０期・・・がんが乳腺内にとどまっている状態
Ⅰ期・・・がんが乳房内にあり、しこりの直径が２cm以下
Ⅱ期・・・リンパ節へ転移、または直径２cm以上
Ⅲa期・・・リンパ節転移している
Ⅲb期・・・胸の筋肉や皮膚にがんがひろがっている。
リンパ節転移している
Ⅳ期・・・遠くの臓器に転移している
●乳がんの治療
乳がんの治療は、基本的には切除術です。
これは乳がんが転移しやすいため、
転移する前に完全に取り除きます。