胸膜とは?

胸膜とは?

胸膜とは、どこの膜かというと、

肺の周りには、肺の間に心臓、肺の下に横隔膜、肺の周りに肋骨

がある。

肺を覆っている膜を臓側胸膜という
(肺は膜に覆われている)

肋骨側を胸壁といい、その胸壁を覆う膜を壁側胸膜

また心臓や横隔膜を覆う膜も壁側胸膜という


つまり、胸膜とは、

臓側胸膜と

壁側胸膜がある。

結局はすべて膜につつまれているということだが、

肺とその周りのものも膜につつまれているということだ。

そしてこの

肺側の臓側胸膜とその周りの壁側胸膜の間には、隙間がある。


この隙間を胸膜腔という。

この胸膜腔には、少量(5~10ml)の水が溜まっている。

この水を胸水という。


簡単に言うと、

胸のあたりには、肺と心臓がある。

横隔膜とは、おなかのちょっと上にあるのだが、

その横隔膜より上にある臓器は胸腔というところにある。

胸腔とは、胸のあたりの腔。すなわち空洞ということだが、

その空洞に肺や心臓がはいっている。

そしてそれらは膜に覆われている。

その胸のあたりの臓器の膜たちを胸膜というのである。




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