ALP

ALP

ALPはアルカリホスファターゼといい、

リン酸モノエステルを加水分解する酵素です。


このALPという酵素は、ほとんどすべての

臓器組織に分布しています。

特に、骨、小腸粘膜上皮、肝臓、胎盤などに

多く存在します。


ALPには、アイソザイムといって、どの臓器から

由来するALPかを分析することができます。

ALPは1~6のアイソザイムがあります。

ALP1とALP2は、肝臓

ALP3は、骨芽細胞

ALP4は、胎盤

ALP5は、小腸粘膜

ALP6は、免疫グロブリン結合型で、潰瘍性大腸炎など


つまり、これらのアイソザイムによって、

疾患を特定することができます。


ALPの正常値

正常値 124~367U/l


ALPの異常値がでる疾患

ALPが上昇する疾患としては

・肝臓、胆道系疾患

・骨疾患

・妊娠後期

などがあります



Copyright © hal All Rights Reserved.