手足口病

手足口病

手足口病とは、コクサッキーA群ウイルスやエンテロウイルス71型

によって感染する病気です。

手のひら、足の裏、足の背などに、3mm程度の発疹がでます。

また口の中にも、発疹ができます。

口の中の発疹は、ヘルパンギーナと同じ様なものですが、

これは、手足口病と、ヘルパンギーナのウイルスが同じ場合が

あるからです。

せきやくしゃみによって飛沫感染します。

また便に接した手から口への感染があります。


潜伏期間は3~6日です。


手足口病の症状

手足口病の症状は、手のひら、指の間、足の裏、足の背、

指の間、おしり、ひじ、ひざなどに発疹がでます。

水泡のような感じです。

口の中にも発疹がでて、唇や舌にも水泡がでます。

水泡が破れると、ただれて痛くなります。

熱は高熱になることはありませんが、微熱が出る場合が

あります。


手足口病の治療

手足口病の治療は特にありません。

自然に治ります。

1週間ほどで発疹はなくなります。


手足口病にかかったときの学校への登校

手足口病の原因である、エンテロウイルスは、症状が

でていなくても感染している場合が多く、また

症状がなくなってからでもウイルスが排泄している期間が

長く、症状がなくなってからでも感染源になります。

また、便からも2~3週間ウイルスが排泄されているので

手洗いが重要です。

なので、手足口病は、感染する可能性はあるけど、登校して

かまわない感染症なので、登校してもかまいません。

ただ、感染源であることに違いはないので、

人に感染させることを注意する必要はあると思います。



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