りんご病
■りんご病(伝染性紅斑)
りんご病とは、ヒトパルボウイルスB19による感染症です。
頬がりんごのように赤くなるのでりんご病といわれています。
3~12歳の子供に多くみられます。
潜伏期間は約2週間ほどです。
感染しうる期間も潜伏期間の間なので、りんご病を発症した
ときには、すでに感染力はないので、学校へ登校しても
かまいません。
飛沫感染でおこりますが、感染しても発症しない場合も
かなりあります。
■りんご病の症状
りんご病の症状は、両頬に蝶の形をした赤い発疹が
でます。発疹というか、赤斑のような感じですね。
発疹は、うでやふとももにも出る場合があります。
発疹1週間くらいで消えます。
熱はでないか、でても微熱です。
かぜ様症状もたまにでます。
■りんご病の治療
りんご病の治療は特にありません。
1週間くらいで自然と治ります。
発症したときは、感染力もなくなっているので、
学校へいってもかまいません。
■りんご病と妊婦
妊娠中に、りんご病にかかると、胎児が重症の貧血を
起こす場合があります。
なので、妊婦さんは、りんご病の抗体をもっていない
場合は、りんご病に注意する必要があります。