熱性けいれん
■熱性けいれん
熱性けいれんとは、乳幼児に起こる
発熱とともに起こすけいれんのことです。
■熱性けいれんの原因
熱性けいれんの原因は、発熱したことで、神経細胞の興奮が
起こり、けいれんが起こると考えられています。
扁桃炎、咽頭炎、中耳炎、はしか、突発性発疹などで、
高熱をだしたときに、起こす場合がよくみられます。
■熱性けいれんの症状
熱性けいれんの症状としては、手足に力が入り、けいれん
がおこります。
けいれんとは、手足がガクガク震える発作です。
唇が青紫になる場合があります。
発作は、ほとんど2~3分で終わります。
■熱性けいれんの治療
熱性けいれんは、けいれん以外はなにもないので、注意する
ことはありません。
熱性けいれんを1回起こす子は、約半分で、繰り返す場合が
あるようです。
けいれんを起こしやすい子なのかどうか、脳波検査などを
おこなってもらうと原因がわかります。