帝王切開とは?
■帝王切開とは?
帝王切開とは、腹部を切開して、子宮から直接赤ちゃんを
取り出す手術です。
赤ちゃんが、産道を通って生まれてくる、自然分娩ができない
場合に行われます。
一般的には、自然分娩約70%くらいで、帝王切開が約15%
の人にみられます。
はじめから、帝王切開を行う予定の予定帝王切開と
緊急に帝王切開になる、緊急帝王切開があります。
■帝王切開の原因
帝王切開になる原因として、
多いのは、
・さかご
・双子以上の多胎妊娠
・母体の骨盤より胎児の頭が大きくなり、骨盤を通れなくなる
児頭骨盤不均衡
があります。
■帝王切開の切り方
帝王切開は、おへその下あたりから下へむかって縦に切る
やり方と、横に切るやり方がありますが、一般的には、
縦に切るようです。
切った傷は、1ヶ月もたてば、ほぼ完治します。
■帝王切開の麻酔
帝王切開の麻酔は、局所麻酔が一般的です。
局所麻酔は、だいたいが、背中の腰あたりから、注射をする
腰痛麻酔か、硬膜外麻酔というものが使われます。
■帝王切開の手術
まず、手術室へ行き、麻酔をかけます。
それから切開します。
そして赤ちゃんをとりだします。
あとは、切開した部分を縫合します。
これで終了です。
■帝王切開後
帝王切開後は、安静にしておきます。
3日目くらいから元気になり、
産院によって違いますが、
1週間くらいで、退院できます。
もっと速い場合もあります。