白内障
■白内障
白内障とは、眼の水晶体といわれる部分が、混濁(にごる)
疾患をいいます。
水晶体とは、眼のレンズの役目をする重要な部分です。
この水晶体というのは、眼のレンズの役割で、この水晶体が
丸くなったり、ひらべったくなったりで、ピントを調節しています。
白内障は、そのレンズがにごる病気なので、視力障害が生じます。
■白内障の症状
白内障の症状は、視力が低下します。
また、物が2重にみえたり、ぼやけてみえたりします。
痛みや、充血はありません。
■白内障の原因
白内障の原因は、眼の老化といってもいいかもしれません。
眼の老化で白内障は発症します。
60歳代で70%の発症率になります。
もちろん、70代になれば、もっと発症率はあがります。
眼の水晶体というレンズ部分の混濁が原因なのですが、
この混濁は、水晶体内のαクリスタリンタンパク変性に伴う
不溶性タンパク増加といわれています。
糖尿病の人や目に疾患緒のある人は、発症する年齢が若くなります。
■白内障の治療
白内障が進んでしまったら、手術になります。
白内障の進行を予防するために、薬が使用されます。
■白内障の手術
白内障の手術は、水晶体の混濁を吸出し、
眼内レンズというレンズを挿入する手術になります。
手術は、手術装置も良いものになってきていて(病院に
よって異なりますが)
20分程度で終わると思います。
手術は、眼に麻酔をするので、ほとんど痛くありません。
手術費用は、病院によって多少異なりますが、
自己負担額は5万円くらいではないでしょうか?