びまん性汎細気管支炎
■びまん性汎細気管支炎
びまん性汎細気管支炎とは、肺の末梢にある、
細気管支の領域(肺胞の手前の細い気管支)
に病変をみとめる、炎症性疾患である。
慢性の気道感染症の形をとり、閉塞性の
換気障害をきたす。
■びまん性汎細気管支炎の原因
びまん性汎細気管支炎の原因は、不明である。
遺伝的要因も考えられる。
■びまん性汎細気管支炎の症状
びまん性汎細気管支炎の症状は、
持続性の、咳、痰、労作時の息切れ、膿性鼻汁
慢性の鼻閉などの副鼻くう炎症状
などがある。
慢性の膿性痰が必ずでる。
慢性の感染性炎症であるので、炎症が繰り返されて
組織破壊が進み、気管支の拡張が広がってくる。
そして慢性の呼吸不全状態になってくる。
■びまん性汎細気管支炎の治療
治療は抗生剤になる。
呼吸不全が進行すれば、在宅酸素療法などが
おこなわれる。