生理的タンパク尿
■生理的タンパク尿
生理的タンパク尿とは、
激しい運動の後、熱いお湯での入浴後
ストレス、多量のタンパク摂取
月経前
などの、生理的な変化で、一過性に
尿中に正常値以上のタンパクがでることをいう。
機能的タンパク尿ともいわれる。
起立時にタンパク尿がでる場合もあり
これは、起立性タンパク尿といわれる。
通常正常の人は、1日10~100mgのタンパク尿があるが、
1日150mgを越える場合は、異常タンパク尿といわれる。
■生理的タンパク尿の原因
生理的タンパク尿は、良性のタンパク尿で
腎疾患からなる病的なタンパク尿ではない。
つまり腎臓は正常である。
なんらかの生理的変化で、尿中にタンパクが
でてきたもので、一般の検査で
証明できるものはないが、腎疾患がないのに
タンパクが尿中にでるということである。