痛風

痛風

痛風とは、血中の尿酸値が高まり、その結果尿酸塩結晶が

できて、その結晶が関節内・関節周囲に炎症を引き起こす

疾患である。


中年男性に多く、男女比約50:1と男性に多い

尿酸の正常値は

男性:3~7mg/dl
女性:2~7mg/dl

この値を超えると痛風になりやすい

痛風の原因

痛風の原因は、血中の尿酸が高くなることで、

尿酸が産生される食事をたくさんした場合になります。

尿酸とは、核酸に含まれているプリン塩基といわれる

部分の最終代謝産物である。

痛風には、遺伝的因子と環境的因子の両方が関与している


痛風の症状

痛風の症状は、

・足の小関節に激痛を起こす

・関節には発赤、熱感、はれを伴う

・激痛は発症1日で最高になる

・発症3~4日後よりいたみはおさまる

・2~3週間で治る

・ほっておくと繰り返す

・結晶が尿細管や尿路中にできると、

 腎障害、尿路結石、腎盂腎炎などを引き起こす


痛風の治療

痛風の治療は、

1.薬による治療

 これは、尿酸の産生を阻害する薬や
 尿酸の排泄を促進する薬が使われます

 要は、血中の尿酸値を減らす目的です

2.食事療法

尿酸ができる原因である、高プリン食を

あまり食べないようにする。

高プリン食とは、プリン塩基といわれるものが

多い食事で、このプリン塩基の最終代謝産物が

尿酸となるので、この高プリン食を少なくする

ことで、尿酸の産生をへらすということである。

●高プリン食

・レバーなどの内臓物
・大豆
・肉
・魚介類
・ビール
・ほうれんそう
・アスパラガス

などがある

3.水分管理

腎障害、尿路結石予防のために

水分をたくさんとり、1日の尿量を

2リットル以上に保つことが重要




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