コエンザイムとは?
■コエンザイムとは?
コエンザイムとは、英語でcoenzyme
日本語訳は、補酵素である。
enzyme は酵素のことで、
酵素を補う役目をすることから
補酵素となっている。
コエンザイムは、酵素タンパク質と結合して、
その酵素の作用に必要な低分子の有機化合物のことである。
コエンザイムに結合する酵素タンパク質のことを、
アポ酵素といい、
アポ酵素にコエンザイムが結合したものを、ホロ酵素という。
アポ酵素+コエンザイム=ホロ酵素
酵素とは、タンパク質であるが、
酵素には、このタンパク質部分だけで活性を示すものと、
コエンザイムが必要なものとがある。
■コエンザイムの種類
コエンザイムには、
金属イオン
有機分子
などがある。
コエンザイム~~という名前は、コエンザイムである。
・ビオチン
・リポ酸
・ビタミンB12
などはコエンザイムである。
また、コエンザイムQ10は、
Qというコエンザイムである。
電子伝達系であるユビキノンという物質のことを
コエンザイムQ(補酵素Q)という。
Qとは、キノン(quinone)の略
コエンザイムQの化学構造のイソプレノイド側鎖長は、
生物により異なるが、人の場合は10であることから
コエンザイムQ10と言われる。