補酵素とは?

補酵素

補酵素とは、酵素タンパク質と結合して、

その酵素の作用に必要な低分子の有機化合物のことである。


補酵素は、英語でcoenzyme コエンザイムと言われる。


補酵素に結合する酵素タンパク質のことを、

アポ酵素といい、

アポ酵素に補酵素が結合したものを、ホロ酵素という。

アポ酵素+補酵素=ホロ酵素


酵素とは、タンパク質であるが、

酵素には、このタンパク質部分だけで活性を示すものと、

補酵素が必要なものとがある。


補酵素の種類

補酵素には、

金属イオン

有機分子

などがある。


・ビオチン
・リポ酸
・ビタミンB12

などは補酵素である。


また、コエンザイムQ10は、

補酵素である。

電子伝達系であるユビキノンという物質のことを

コエンザイムQ(補酵素Q)という。

Qとは、キノン(quinone)の略

コエンザイムQの化学構造のイソプレノイド側鎖長は、

生物により異なるが、人の場合は10であることから

コエンザイムQ10と言われる。



Copyright © hal All Rights Reserved.