骨粗鬆症

骨粗鬆症

骨には、カルシウムを貯蔵する役割があり、

血中のカルシウム濃度が低下すると、骨を溶かして

血中へカルシウムを移行させる。

また、骨の骨芽細胞によって骨はまた作られる。

要するに、骨は、溶かされたり、作られたりという

ことを繰り返している。

つまり、常に改築を繰り返しているわけである。

正常では、この骨の溶かされる、作られるのバランスは

保たれている。

しかし、加齢により老人になったり、エストロゲンが減少したり

すると、このバランスが崩れ、骨が溶かされる方が多くなり、

骨が作られる方が少なくなる。

このバランスが崩れた状態が続くと、骨の量が少なくなってくる

この状態を骨粗鬆症という。


要は、骨粗鬆症とは、骨の量が少なくなった状態で、

骨の質的な変化は伴わない。


骨粗鬆症の原因

骨粗鬆症の原因としては、

・加齢により、骨を作る機能が低下した状態

・副甲状腺機能亢進症により、骨が溶かされる量が多くなった
 場合

などが主にあげられるが、他にもホルモン異常などによって

骨粗鬆症になる。


骨粗鬆症の治療

骨粗鬆症の治療としては、

・カルシウム製剤の投与

・活性型ビタミンD製剤の投与

・カルシトニン製剤の投与

などがある。



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