骨軟化症
■骨軟化症
骨軟化症とは、骨へのミネラル沈着が障害された状態で、
単位骨当たりのミネラル量が減少した状態をいう。
骨のミネラルとは、
・カルシウム
・リン酸
・炭酸
・クエン酸イオン
などである。
要するに、骨軟化症とは、骨へのカルシウム沈着が
障害されるということだが、これは骨を作ることを
障害しているということである。
■骨軟化症の原因
骨軟化症の原因は、
ビタミンD代謝障害が多い
これは、活性型ビタミンDがカルシウムの
吸収に大きく関与しているからである。
つまり、活性型ビタミンDの生成障害が原因と
なるが、これには、
・胃、腸によるビタミンD吸収障害
・肝障害によるビタミンDの活性化障害
・腎障害によるビタミンDの活性化障害
・ビタミンD摂取不足
などがある。