冠動脈の狭窄
■冠動脈の狭窄
冠動脈の狭窄とは、冠動脈の血管が細くなっていることをさします。
通常は冠動脈の血管はある程度の広さがあり、
血液が流れるようになっています。
それが、コレステロールや脂質など、血管の壁に
余分なものがひっついてその塊ができることで
だんだん血管の内腔が狭くなってきます。
これを冠動脈の狭窄といいます。
心臓カテーテル検査では、この冠動脈の狭窄度がどのくらいかを
判定します。
冠動脈の狭窄度はもとの血管の広さを基準に、
冠動脈の狭窄度が
100%・・・完全に閉塞している
99%・・・ほぼ閉塞
90%・・・90%閉塞
75%・・・75%閉塞
50%・・・50%閉塞
など
冠動脈の狭窄度を数値であらわします。
90%以上の冠動脈の狭窄は心臓カテーテル治療の適応となります。
また冠動脈の狭窄が続いていくと
心臓が痛くなったりします。
厳密には胸が痛くなるということですね。
これが狭心症です。
またもっとつまって、完全につまると
心筋梗塞ですね。
冠動脈は心臓にある血管のことです。
狭窄は血管があれば起こります。
なにも心臓の血管だけではないですね。
いろいろ悪い食べ物をたべると血液内のものが
血管に付着して狭窄がおこりますので、
60歳以上になると注意ですね。